知らないと怖い関節リウマチ
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手足の関節から始まる

手の関節は関節リウマチの初期から症状が出やすい部分であり、特に第2、第3関節はほとんどのリウマチ患者に症状があらわれています。手指の関節は構造が単純なために、腫れが慢性化すると変形をおこしやすい部分です。また、手首の関節も初期からおかされやすく、症状が出た場合は重い障害になります。手と同様に、足は初期から症状が現れやすいところであり、特に指の付け根の関節がおかされやすいです。関節リウマチで腫れている場合、歩くと素足で砂利道を歩いているような痛みが走りますが、これは他の病気では見られない、関節リウマチ独特の痛みです。

手指に起こる変形

手指の関節は関節リウマチによって変形しやすく、その変形の状態によっていくつかの名称があります。「尺側偏位」は親指以外の指が外側に曲がってしまう変形で、「ボタン穴型変形」と呼ばれるものは指の第二関節が内側に曲がり、第一関節が反って指の形が山なりになる変形です。

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