知らないと怖い関節リウマチ
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滑膜の炎症

関節には二つの骨がありますが、その二つが向かい合う部分には軟骨があります。関節はその多くが大きく可動することができますが、これは軟骨が柔軟性のある組織だからであり、滑膜から分泌される関節液がその働きを助けているからです。滑膜は骨と骨の間を包むようにしてある組織で、関節液を出して軟骨の働きを助けたり、軟骨に栄養を送ったりと関節の中枢とも言える役割を持っています。このような役割を持つ滑膜に炎症が起こると、膜は変形し、関節液は過剰に分泌されて関節が腫れます。悪性の物質が大量に作り続けられて痛みを起し、慢性化するとやがて骨を破壊し始めます。

関節の病変

関節リウマチによって滑膜に炎症が起こって、関節が異常を起こしていくのには長い時間がかかり、その関節の異常の進行度合いによってステージ1からステージ4に分けられます。発症してから時間が経つほど悪化するので、できるだけ早く発見して治療を始めることが大事です。

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