知らないと怖い関節リウマチ

物理療法

熱や音波など物理的エネルギーを用いてリハビリテーションを行う療法で、温熱療法と冷却療法の2種類に分けられます。炎症は落ち着いているが持続的な痛みが続いているというときに、患部を温めて血行をよくすることで痛みを和らげるのが温熱療法です。温熱療法には赤外線や超音波などを使う電気療法と、温めた保温材を患部に当てるホットパックなどの療法があります。逆に炎症がひどくて痛みを感じている時に、患部を冷やして痛みと炎症を沈めるのが冷却療法です。こちらは氷を入れたビニール袋などをタオルの上から患部にあてて行います。

運動療法

療法士から運動の仕方のアドバイスを受け、日常的に運動療法を続けるのが関節リウマチ治療では大切です。運動療法では関節の機能を維持するために、動かせる関節を出来る範囲で動かしたり、関節を動かさなくても筋力の強化ができる等尺性運動を行ったりします。

TOP