医師と協力して治療する
関節リウマチは完全に治る病気ではありませんから、治療は症状をおさめ治ったようにすることを目指します。関節リウマチは治療に数十年単位の長い年月を要する病気で、それ向き合っていくのは患者さん自身です。関節リウマチは医師に任せきりにして治療しようとしても治せる病気ではありません。薬を飲むのでも、患者がその薬を飲む理由や副作用などをしっかりと認識し、病気と向き合っていく気持ちが必要となります。患者がその気持ちを持って、医師と協力して治療してくことで、初めて関節リウマチの治療は効果が出るのです。
薬物療法とは
関節リウマチの治療の中心となる療法で、使われる薬は非ステロイド性抗炎症薬、副腎皮質ステロイド薬、抗リウマチ薬の3種類に大別されます。関節リウマチと診断されましたら身体に問題がある人以外は、早期のうちからでも抗リウマチ薬による治療が行われています。