尿検査

尿は体内の老廃物を腎臓が濾過したものなので、成分を調べることで関節リウマチかどうか、関節リウマチによって腎臓の障害が起きていないかを知ることができます。特に尿タンパクの量を検査することは関節リウマチとほかの病気を識別するのに有用ですし、腎臓の状態を知るのにも役立ちます。また、尿検査をすることは薬の副作用が出ていないかどうかを診断するのにも必要です。尿の固形成分の量を調べることによって、腎臓が薬の副作用によって障害を起こしていないか、腎炎を起こしていないかを知ることができます。

診断基準

関節リウマチの検査は多角的に行われ、医師は検査でわかったことを「診断基準」の項目に当てはめて、関節リウマチを確定していきます。2009年には1つ以上の関節のはれがあれば関節リウマチを疑うという新しい基準が作られ、より早期の診断をすることができるようになりました。